親から「ごめんね」を伝えるとき。強く言いすぎたあとの子どもへの声かけ

親が子どもに向かって穏やかに話すイメージ画像

忙しいときや、気持ちに余裕がないとき。子どもに強い言い方をしてしまい、あとから「言いすぎたかな」と気になることがあります。

子どもに約束を守ってほしい、片づけてほしい。伝えたいことがあるのは自然なことです。その一方で、言い方が強くなってしまったときには、落ち着いてから言葉を伝え直すこともできます。

まずは、自分の言葉を振り返る

たとえば、片づけをしてほしくて、つい大きな声を出してしまったとします。

その場ですぐに話すのが難しいときは、少し気持ちが落ち着いてからでもかまいません。子どもに声をかける前に、「何を伝えたかったのか」「どんな言い方になったのか」を自分の中で確かめてみます。

親が自分を責め続ける必要はありません。言いすぎたことに気づいたとき、できる範囲で伝え直してみます。

「ごめんね」は、具体的な言葉で

「さっきは大きな声で言ってごめんね」
「急がせるような言い方をして、ごめんね」

何について謝っているのかを、短く具体的に伝えます。

「急いでいたから」と理由を添えたくなることもありますが、子どもに謝るときは、まず自分の言い方について伝えると、話が分かりやすくなります。

必要なら、

「びっくりさせたかもしれないね」

と、子どもの気持ちを想像して言葉にすることもできます。ただし、子どもがどう感じたかを決めつけず、様子を見ながら伝えます。

謝ることと、伝えたい約束の両方を大切にする

謝ると、子どもにお願いしたことまで取り消さなければならないように感じることがあるかもしれません。

けれど、伝えたかったことと、言い方についての謝罪は、分けて話せます。

「片づけてほしかった気持ちは変わらないよ。でも、あんな言い方をしたのはごめんね」

このように伝えれば、お願いしたことを大切にしながら、自分の言い方も振り返れます。

すぐに返事を求めなくても大丈夫

謝ったあと、子どもが何も言わなかったり、すぐに受け入れられない様子だったりすることもあります。

「いいよと言って」
「分かってくれた?」

と、返事を急がせる必要はありません。

伝えたあとは、子どもの反応を待ちます。話したそうなら聞き、まだ距離を取りたいようなら、普段の生活に戻りながら様子を見守ります。

いつも完璧でなくて大丈夫

親も、いつも穏やかに話せるとは限りません。気づかないうちに声が強くなる日もあります。

そんなとき、必要であれば「さっきはごめんね」と伝え直せます。伝えたかったことと、自分の言い方の両方を大切にしながら、親子でまた会話を始められたら十分です。

完璧な親でいようとしなくても大丈夫。気づいたときに、自分の言葉を振り返るところから始めてみませんか。

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