「早くしなさい」「〇〇しなさい」
毎日そんな言葉を子どもに言ってしまって、ちょっと疲れていませんか?
実は、その“言葉の量”を少し減らすだけで、子どもが自分から動き出すようになるんです。
指示のしすぎは子どものやる気を奪うことも
子どもに「ちゃんとしてほしい」「時間通りに動いてほしい」。
そんな気持ちから、つい私たちはあれこれ指示をしてしまいますよね。
でも子どもからすると、「言われなければできない存在なんだ」と感じてしまうことも。
結果として、「どうせまた言われるし」と自分から動く意欲が失われていってしまいます。
一言だけで伝える「単語声かけ」のすすめ
7歳ごろになると、子どもは少しずつ状況判断や段取りを自分でできるようになります。
この時期から有効なのが「単語だけで伝える」声かけです。
- 「早くお風呂入りなさい」→「お風呂」
- 「パジャマに着替えなさい」→「パジャマ」
- 「宿題しなさい」→「宿題」
たった一言にするだけで、子どもは自分の頭で「どうするべきか」を考え、主体的に動こうとします。
言葉を減らすと、信頼が育つ
私たちが少しだけ“言葉を減らす”ことで、「あなたはできる」と子どもに伝えることができます。
指示から信頼へ。
そんな関わり方が、子どもにとって大きな安心と自信になります。
まとめ 短く伝えて、子どもの力を信じてみよう
忙しい日々の中で、つい言葉が増えてしまうのは当たり前。
でも時には立ち止まって、一言だけで伝えてみてください。
子どもは思っているより、ずっとたくましく、自分で考える力を持っています。
親の言葉が減るほど、子どものやる気はふくらんでいくものです。