子どもの成長って不思議。
ちょっとずつ、ちょっとだけ変わる。
変わってないんじゃないかと思えば、
すっかり変わったなぁと思う日も。
行ったり来たり足踏みしながら、
ある時「変わったぁ〜」と印をつけたくなる。
それっていつだろう。
もちろん、一人ひとり違う。
それぞれカレンダーも違えば、
印をつける鉛筆の色も違うはず。
でもカレンダーそのものが、
新しいものにすっかり変わってしまう。
そんなタイミングがあるとしたら、
9歳です。
子どもは『つ まで』
という言葉があります。
9つ(9歳)までは子ども。
それからは、もう子どもじゃなくなっていく。
それが『つ まで』という意味。
9歳ぐらいで、子どもはガラッと変わっていく。
それまでお母さんとなんとなく溶け合ってた、
おんなじように考えていた。
それが、自分の意見をはっきり言う。
自分の考えを主張し始める。
むしろ、親の考えを見抜くように。
だからこそ9歳までは、
親という傘の下にしっかりと入れてあげる。
大切なことは親が決めて、
子供はキラキラした目で、
「世界っていいな」って。
子ども時代って短い。
この前小学生になったと思っていた子が、
もう大人の階段を上り始める。
子ども時代にさよならと手を振る。
だからこそ伝えたい。
世界ってきれい。
世界っていいな。
世界って面白い。
一つひとつ数えるように、
今日という暮らしを子どもと生きる。