「家のこと、ちょっとは手伝ってよ」
そう言いたくなる日、ありませんか?
でも、やらせようとすればするほど、子どもは不思議とやる気をなくすもの。
それはきっと、お手伝いが「つまらないもの」に見えてしまっているから。
今回は、子どもが自然と手伝いたくなるような「声かけ」と「工夫」を紹介します。
「やらされる家事」ではなく「やってよかった体験」に
子どもも、本当は誰かの役に立ちたいし、「できた!」を感じたいと思っています。
だからこそ、お手伝いを「義務」ではなく「喜び」に変えることが大切です。
そのためには、声かけを少し工夫してみましょう。
日常で使える!子どもがワクワクする声かけ例
- 洗濯物を出さない子には
洗濯カゴの前に線を引いて「この線の向こうからシュートできるかな?」 - お風呂掃除には
「今日は“ピカピカ王選手権”!鏡を光らせられるかな?」 - 台ふき係には
「レストランごっこしようか。テーブルを準備するの、お願いね」
こうした遊び心のある声かけが、子どものやる気を引き出します。
「ありがとう」「助かった」が次への原動力
どんなに小さなことでも、子どもにとっては大きな挑戦。
終わった後に「ありがとう、助かったよ」「あなたに頼んでよかった」と伝えるだけで、子どもの中に満足感と自信が育ちます。
それは、「やらされた」ではなく、「やってよかった」という体験として心に残るのです。
お手伝いは、暮らしの中の小さな人生レッスン
お手伝いは、単なる家事ではありません。
「自分にもできる」「家族の一員として役に立っている」という実感を育てる、小さな人生のレッスン。
無理にやらせなくても、楽しさや達成感の中で、子どもは自然と手を伸ばしてくれるようになります。
まとめ 今日も、暮らしの中で育ちあう
「なんで手伝ってくれないの?」と思ったら、
まずは「どうしたら、やりたくなるかな?」と視点を変えてみましょう。
今日も、遊び心を忘れずに。
一緒に、暮らしをつくっていきましょう。