子どもの顔が変わる。
幼い子どもからちょっぴり大人へ。
きっと、毎日見ていると気がつかない。
でも「あ、変わった」と感じる日があります。
それも、2年生から3年生ぐらいの子どもに多いかも。
急に大人びたり、目の辺りがぐっと引き締まったり。
それもそのはず。
9歳ぐらいで、子どもは大きな転換点を迎えると言われています。
「わたし」という自我がくっきり出てくる。
それまでどこかふわっとしていたのが、「わたし」という目でこちらをしっかり見つめてくる。
もう子ども扱いできないような。
でもまだ子どもでいさせてと願うような不思議な眼差し。
実際のところ、子どもたちは9歳ぐらいの時期に不安を感じることがあります。
「9歳の危機」と呼ばれますが、子どもたちはそれまでのふわっとした雰囲気の中から現実の世界に入っていきます。
もちろんそれまでも現実の世界で生きてはいますが、違うのは「わたし」という存在をはっきり感じているということ。
学校でも、急に他者を意識し始めたり。
自分の周りに目が行くようになったり。
親の好みとは違うことを主張したり。
子どもたちは、少しずつ「わたし」 という目で物事を見始めます。
すると、世界に自分がたったひとりでいるような不安な気持ちになる子もいます。
急に夜が怖いと言い始めたり、このまま時間が進んでいったらどうなっちゃうのと心配したり…
それまでのふわっとした全てが一体化したような世界から切り離されて、自分がぽつんと存在しているようなそんな気持ち。
子どもがそんな気持ちになっていたら、現実で生きていくことの自信をつけさせてあげましょう。
難しく考える事はありません。
生活する中で、自分のことは自分でする。
子どもができる事は子どもにやってもらう。
そうするだけで、子どもは現実の世界で生きていけるんだという自信を感じられます。
そして、お手伝いもしてもらいましょう😄
家のことをやってもらい、親は楽ができ(笑)子どもは自信がつく!
親が余裕を持ててニコニコしている事は、子どもにとって何よりの安心になります。