言うことを聞かない、反抗する、すぐ泣く、兄弟げんかばかり…
そんな子どもの行動に戸惑い、「私の育て方、間違ってるのかな」と悩んだことはありませんか?
今回は、子どもの“困った行動”の奥にある本当の気持ちに寄り添うための、5つのやさしいステップをご紹介します。
① 愛情は足りている?
子どもが求めているのは「正しさ」よりも「安心してつながっていること」。
まずはぎゅっと抱きしめたり、一緒に笑う時間を持ったりして、愛情を伝えることから始めましょう。
驚くほど穏やかになることがあります。
② 求めていることは年齢に合っている?
親が期待していることが、実は今のその子にはまだ難しいことかもしれません。
「どうしてできないの?」ではなく、「まだ難しいかもしれないね」と見つめ直すことで、子どもの反応が変わることもあります。
③ 0か100かの思考をやめてみる
子どもが「やってほしい」と言ったとき、「親が全部やる」か「子どもに全部やらせるか」になりがち。
例えば、爪を切って欲しいと言われた場合でも、「親指の爪だけ自分でやってみて?」など、0と100のあいだをとる工夫で子どもは自信を持って成長していきます。
④ 決めたら、ぶれずに続ける
昨日は叱って、今日は許す……そんな対応が続くと、子どもは混乱しがちです。
すぐに結果が出なくても、「ゆるやかに、でも一貫して」関わっていくことが大切です。
⑤ 振り返ってみよう
子育てに「この通りにすれば正解」というものはありません。
日々の小さな変化に気づけるように、ほんの一言でも良いので、メモや日記をつけてみてください。
あとから振り返ると、ちゃんと前に進んでいたことが見えてきます。
まとめ 子どもと一緒に、少しずつ前へ
子どもも親も、今日すぐに変われるわけではありません。
でも、あたたかく見守ることで、やがて必ず成長の芽が顔を出します。
だから、焦らず、やさしく。今日もまた、小さな手とあなたの手が、やさしくつながっていますように。