子どもの創造力を育む「真似」の力とは?

秋の紅葉した木々と子どもがお絵描きをしている様子

子どもの創造力を伸ばすにはどうしたらいいのか?

「何かオリジナルなものを作らせなくては」と思いがちですが、実は本当の創造力は「真似」から始まることが多いのです。

自然界の美しさを模倣することで多くの芸術が生まれたように、子どもたちも模倣を通じて感性を磨きます。そして、真似の中から自分だけのアイデアや表現を見つけていくのです。

真似を肯定し、褒めることで伸びる創造力

親としては、子どもが「真似ばかりしている」と感じることがあるかもしれません。でも、「すごいね!ここが上手だね」と具体的に褒めてあげることで、子どもは自信を持ち、さらに工夫を重ねていきます。


実践のヒント:紅葉の季節を活かした活動

秋の自然を観察して、親子で楽しむアクティビティをご紹介します。

  • 真っ赤な葉っぱを見つけて、その形を紙に写し取る。
  • 木々の色合いをクレヨンや絵の具で再現してみる。

こうしたシンプルな活動を通じて、子どもは自然の中にある美しさを模倣し、自分なりの発見をしていきます。


我が家のエピソード

娘が幼い頃、何でも「おんなじにする!」と真似をしてばかりでした。その頃は「もっと、自分のアイデアを出してもいいのに」と少し心配していましたが、今思えばそれが彼女の創造性の土台でした。

現在9歳になった娘は、独創的な絵を描いて地域のコンクールに出品されるまでに成長しています。真似をたくさんした幼少期が、今の彼女の創造力を支えていると実感しています。


まとめ:真似から始まる成長を楽しんで

子どもの創造力は、真似を通じて育まれるものです。焦らず、その成長の過程を楽しんでくださいね。自然の中で親子の時間を過ごしながら、子どもの感性を育てる活動を取り入れてみてはいかがでしょうか?

よかったらシェアしてね!