研修会でもらい泣きしました

夢を思い描いている子供の姿

こんにちは。
木村賢司です。

先日、シュタイナー教育の研修会に参加してきました。
シュタイナー学校のベテラン先生による講座だったのですが、ついもらい泣きしてしまいました。

2日間の講座の最後の時間でした。

「この世界は素晴らしい」

先生はそう言って、目に涙をためていらっしゃいました。
「なんだか胸が熱くなってしまって…」とためらいながら。

その先生が言うには、高校から大学生くらいまでのあいだ「世界は嫌なところだ」と思っていたそうです。
「どうしてこんな世の中なんだろう」と。

でも、シュタイナー学校の先生になり、日々教材研究をする中でその感情が変化してきたそうです。
算数も国語も理科も社会科も、どんな物事にも美しい真理が潜んでいる。シュタイナー学校の先生になってようやくそのことに気がついた。この世界は本当に美しい。素晴らしい場所だ。

その先生は声を詰まらせてそう言っていました。
私もジーンとして、ついもらい泣きしていました。

そうなんです。
勉強というと「しなければいけないもの」「覚えるもの」「点数で結果を出すもの」
そんなふうに思ってしまうかもしれませんが、本当はすごく楽しいものなんです。胸がときめいて、もっと知りたくなるような発見に満ち溢れています。

子どもたちにはぜひそれを体験して欲しいと思います。
「勉強って楽しい!」「算数って面白い!」「この世界にはどれだけの不思議が隠されているんだろう」
そんなふうに思ってもらえたら嬉しい。
そして、そんな世界の素晴らしさを発見していける自分自身に対しても「私もまた素晴らしい存在なんだ」と感じてもらえたらこれに勝るものはありません。

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夢を思い描いている子供の姿

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