シュタイナーレッスン、
高学年だとこんな難問も。
2匹のヘビ、
相手を飲み込もうとしている。
さぁ、この後どうなる?
「円が小さくなって消える」
「2匹がもう1匹を飲み込んじゃう」
「あいた! ってお互い口を離す」
子どもって自由、
いろんな回答が顔を出す。
でも実はこれ、
有名な哲学の未解決問題。
正解はありません。
子ども「え〜!」
先生「でもね、
こんなエピソードがあるよ」
昔、ある哲学者がみんなにこの問題を出した。
この問題に正解はない。
だが、正解に一番近い者がこの中にいる。
どよめく聴衆。
なぜなら、
哲学者が指差したのは、
誰よりもみんなの意見にうなずき、
誰よりもありえないような考えを発言していた、
そんな若者だったから。
答えがない問いに対して、
たくさんの可能性を考えついたものが、
正解に一番近い。
大事なのは答えじゃなくて、
想像すること。
先入観に縛られず、考えること。
先生「… みんなはどう?」
子ども「ああ〜」
本当に大事なことって、
言葉では教えられない。
だからこそ、
生き生きとした学びがここにあります。