土の中の家

シュタイナー中学年レッスン、
世界の家。

地面を掘り下げて作る、
ヤオトンという土の中の家。
なんと、
6メートルも土を掘り下げます。

理由は、井戸水と同じ。
深い場所にある土はいつも同じ温度で、
夏も冬も快適だから。

こんなふうに、
世界中を旅するように学ぶ。
いくつもの家に心を通す。

そして、もうひとつ。
今ここにある感覚を深めます。

ちょうど冬の寒さが緩み、
少しずつ生命が動き出す時期。

土に手を触れたくなるような、
ぬくもりの感覚。

土の中で暮らす人々に、
「もうすぐ春?」って
聞いてみたくなるような。

知的な学びだけじゃない、
今ここにいる子どもたちの内面。
寄り添い、深められますように。

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