シュタイナー2年生レッスン、
聖人伝。
フランシスコの物話。
2年生は自我が活性化していく時期。
シュタイナー教育では、
『両極が生まれる』と言います。
子どもの中で、
『こうありたい』という気持ちと、
『ずるい気持ち』
二つの極がありありと出てくる。
だからこそ物語を通して、
『善と悪』をしっかり見つめる。
だってそれは、
自分自身の中にもある物だから。
実際のレッスンでも、
写真の黒板画。
フランシスコがオオカミと会話する場面。
「もう大丈夫だよ。
お腹がすいていたんだね。
だからお前は動物を襲ったりしたんだ。
もうそんなことしなくていいんだよ」
フランシスコが語ると、
「うんうん」って。
何人もの子がうなずいていました。
すぐ近くにあるのに、
いつもは見えない小さな星。
誰の胸の中にもある、
すばらしさ。
お話を通して感じるのは、
自分自身の輝きです。