シュタイナーが考える『使命』

使命ってなんだろう?
シュタイナー教育では、
こんなふうに考えたりします。

「自分はこうしたいんだ!」
だけでは、ちょっと違う。

かといって、
「あなたはこれが向いてるね」
でも、やっぱり違う。

「こうしたい!」と、
「向いてるね」が、
溶けあう場所。
私の使命はそこにある。

例えば、
「私は絵を描きたい!」
だけでは、使命にならない。

かといって、
「あなただと、赤ちゃんすぐ落ち着くね」
って、赤ちゃんのお世話でみんなに喜ばれる。
それだけでも使命にならない。

『私は、赤ちゃんの気持ちを絵にしよう。
お母さんと赤ちゃんの通訳だ!』

そんなふうに、
「こうしたい!」と、
「向いてるね」が、
溶けあう場所がある。

使命って言葉に、
縛られなくていい。

「楽しい」と「向いてる」の中に、
気がつかなかった私がいます。

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