黒板絵とシュタイナーの先生

シュタイナーの先生の教科書、
というものはまずありません。

でもシュタイナーの先生たちって、
こんな本で勉強しています。

長年シュタイナーの教員養成芸術部門を担当した方の本。
黒板絵のことを知らない人が読むと、
「へえ〜」

シュタイナーの先生が読むと…
正直、泣けます😭
(入学式の黒板絵の話とか…)

どうして、黒板に絵を描くのか。
一般的なスケッチと何が違うのか。
なぜ、黒板絵はシュタイナー教育の柱なのか。

黒板絵って、
手作りのお弁当のようなもの。
子どもを想い、
この日のために工夫したまさに愛情。

目で見てうれしいかな。
味に偏りはない?
ちゃんと栄養になるかな。

お弁当の出来が気になるように、
先生だって黒板絵の出来は気になる。

「授業が終わった後、子どもの手は暖かい?
冷たかったら、
まずい授業をしたと反省しなさい」

シュタイナー学校の教育実習で言われました。
大先輩の言葉。

その厳しさと優しさは、
シュタイナーの先生すべてに行き渡っています。

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