グリム童話。
シュタイナー教育では、
1年生でよく読みます。
むしろ、授業で取り上げたりも。
優れたファンタジーだからもあるけれど、
理由はそれだけじゃない。
「世界は大きな力で守られている」
グリム童話に流れるのは、
そんな安心感。
世界の初心者である子どもたち。
世界に守られ、
世界を信じ、
世界を体験していけるように。
言葉では言えないから。
伝わらないから。
物語に込めて、
ページをめくっていく。
シュタイナーの先生だって、
すべての親と同じ。
子どもの成長が、
自分のことのように嬉しい。
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写真は、オランダの学校の黒板画。
この季節にぴったりのグリム童話、
『星の銀貨』です。