たばねるのではなく、一人ひとりを祝いたい

ぬらし絵ってなんだろう。
子どもが描いても大人が描いても、
不思議に同じに見えてくる。

ぬらした画用紙にたっぷりの絵の具。
筆で触れれば、
色のほうから自然に動き出すけれど…

そんなシンプルな描き方で、
自由な表現活動はできるの?

ぬらし絵はプロセスを大事にしています。
結果としてできた作品よりも、
描いているその時にどれだけ心が動くか。

そこに向かって、
一心に橋をかけている。

むしろ、
できあがりが似た感じだからこそ、
よかったりもする。

だって、
上手いとか下手とか。
形が整ってるとか色使いがどうとか。
結果ばかりを気にしなくてすむから。

多様な表現って、
多様な心の動きがあるからこそ。

描いているまさにその時、
どれだけその子の心が動くか。

上手い下手で子どもを束ねるのではなく、
一人ひとりの花束を祝いたい。

ぬらし絵は、
シュタイナー教育の小さな願いの形です。

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