シュタイナー教育って、
こんなふうに言われることがあります。
「子どもを健康にする教育」
教育なのに、健康?
もちろん体育もありますが、
そういうことでもない。
シュタイナー教育はむしろ、
国語や算数で子どもを健康にします。
どんなふうに?
大きくは授業構成。
シュタイナーの授業って、
机に座っているだけじゃない。
体を使って遊ぶ時間があったり、
国語なのに絵を描いたり、
算数でも物語を聴いたり。
丸暗記するように覚えたり、
単純に答え合わせしたりがない。
なぜなら、
頭だけじゃなくて心や体も使って欲しいから。
人間って、
頭だけで生きているんじゃない。
知識だけでやっていけるわけでもない。
自分の心で感じる。
自分の手足で行動する。
だからこそ人間だし、輝ける。
頭と心と体。
全部が動くように、
授業構成を工夫している。
約90分の授業を通り抜けた時、
子どものほっぺが虹色に輝いて、
前よりもっと健康になっているように。