傷の手当ては体だけじゃないから

シュタイナー教育って、
ムズカシそう。

でも知れば知るほど、
人のぬくもりがあふれ出してくる。

例えば、
目に見えないものと見えるもの。
そのバランス。

小さい子がころんじゃって、
ちょっとすりむいちゃって、
それで泣いてる。

その時お母さんだったら、
手当てするだけじゃなくって、
心が動く言葉を添える。

そんなあたり前のやり方を、
国語や算数の授業でもやるんだ。
それがシュタイナー教育だったりします。

単純に心とか感情とか、
目に見えないものに偏っているわけじゃない。
奇抜な教育をしたいわけじゃない。

むしろ、
教育をほんとうに考えたら、
やっぱり心とか感情が大事だって。
だからそれを一所懸命やろうって。

教育が人間的になるように。
もっと、その子の人生に届くように。

傷の手当てが体のことだけじゃないように、
シュタイナー教育は目に見えないものを見つめる。
そこには、子どもの大切な姿があります。

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