「大事」は感覚が知っている

キャラクターってすごい。
まず、子どもがうれしい。
子どもがうれしいと、親もうれしい。

でも、ちょっぴり気をつけてみる。
キャラクターは魅力的すぎるから。

「ポケモンだから」
「プリンセスがいい」
そんなふうに、子どもってキャラクターで選びがち。

バスタオルでもプチトマトでも、
キャラクターしか見えてない?

なにが心地良いのか。
なにが美しいのか。
どういうものがおいしいのか。
自分の感覚をちゃんと使えるようにする。

手に触れて、
目で愛おしみ、
味わい、
もっと好きになる。

自分はどんなものが好きなんだろう?
大人になっても迷う。
なにが好きなのかよくわからなかったりする。
気がつけば、
情報や周りに流されていたりもする。

感覚が育っていく子どものうちに、
なにが心地良いかをたくさん味わう。
どんなものが好きで、
どんなことが嬉しいと思うのか。
答えは感覚が知っている。

感覚を使うこと。
そのものの本質を感じること。
キャラクターに引っ張られて、
「大事」が見えなくなってしまわないように。

キャラクターは楽しい。
でも、ちょっとだけ意識してみる。

「大事」は見た目ではなく、
本質の中にあるから。

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