個性はどこから来る?
どんなことをすれば、
子どもの個性を伸ばせるだろう。
子どもが低学年ぐらいまでなら、
真似をさせます。
家事とか料理とか。
大人がやっていること、
それとおんなじようにやらせてあげる。
シュタイナー学校でも、
低学年ぐらいまではノートも先生の真似だったりします。
先生が黒板に書いたように書く。
むしろ、子どもが自分で判断しないように気をつけたりします。
子どもはふわっとした気持ちのまま、
先生が書いたものを真似したりする。
画一的になるかも?
個性が伸びない気がする…。
そんなふうに思うかも。
でも、「こうだよ」って。
決められた枠の中でやるから、
むしろ個性が際立ってくる。
その子らしさが顔を出す。
「自分らしくやるんだ」
と背中を押されても、
肩に力が入っちゃう。
「さあ、自由にやれ」
と大海原に放り出されると、
子どもはちょっぴりオドオドもある。
個性って、
安心感から生まれてきます。
安心できるから自分を出せる。
安心してるから冒険できる。
「おんなじにしてごらん」
「それでいいんだよ」
安心はいつだって、
「わたし」と子どもの間にある。