子どもは見ている

「 先生はどうしてそこに行ったの?」
2年生の女の子がニコニコしながら聞いてきました。

エーデルワイスを描いていたレッスン中の出来事。
僕が「 先生は北海道でエーデルワイスを見たことがあるよ」と話していた時です。「 北海道の高い山に登ったら、 エーデルワイスが咲いててねー」

そう言うと、「どうして?」とその子が聞いてきました。
「 先生はどうしてそこ(高い山)に行ったの?」

「 花が好きだからだよ」と 答えると、その子は「へえ〜😄」とうれしそうにしていました。

何気ないひとこまですが、子供の成長がよく出ています。
2年生ぐらいになってくると、子供は周りの大人が考えていることや言いつけの意図や行動と発言の不一致など、内面を見ようとしてきます。

逆に言えば、内面が見えるようになってきます。
この2年生の女の子も、先生がなぜそこに行ったのかという内面性を見ようとしています。

家庭の中でも、「お母さんは言ってることとやってることが違う」とか。
「 この前と言ってることが変わってる」とか。
「 お父さんは、私にこうさせたくて言ってるんだ」とか。
なかなか一筋縄ではいかなくなっていきます😅

そんな時は、言い合いの喧嘩にならないように気をつけてください💦
理屈をぶつけあっても、実りは期待できません。
「 そう思うんだね」と認めてあげた上で、 大事な事は親がきちんと決める。
子供の意見を聞くところは聞く。
子供が大人びたことを言ってきたとしても、親として接してあげましょう。
子供もそれを期待していたりします。

感情が豊かに育つ小学生の時期。
周りの大人が何を感じているのか、子供は思いがけなく見ています。
だからと言うわけでもないですが(笑)、日々の中で豊かで美しい感性を磨きたいですよね🌈

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