シュタイナー教育のレッスン中でも、子どもはこんなことを言ったりします。
「あ、もうすぐ6時だ! アニメ始まる!!」
すると周りの子もつられて…
「ほんとだー! 録画してきた??」
「うちはアマプラで観るから大丈夫!!」
などなど😅
でも、いちばん騒いだはずの子が真剣な顔をして「先生!」と言うんです。
「…なんですか?」
「 はやくお話してよ😊」
レッスンの最後にお楽しみでするお話。
絵も見せないし、もちろん動画はありません(笑)
先生による素話。
「それじゃあ」と語り始めると…
シーン。
食い入るように聴いてくれました。
この時にしたお話は「創世記」
世界の始まりの物語で、 天使や悪魔やドラゴンが登場します。
神様も出てくるので子どもたちは誰が好きかなと思うと、意外や意外。
「俺はルシファーだな! かっこいいもん」
と男の子。
ちなみにルシファーは堕天使で、もともと天使だったのが悪魔になったある意味では裏切り者。
そうかと思うと、「私はミカエルがいいなー。やっぱり天使がいい」
と女の子。
ミカエルは剣でルシファーを倒した大天使、今でいう正義の味方でしょうか。
子どもたちがどんな気持ちで話しているのか分かりませんが、ニコニコと嬉しそうに話している姿を見ていると、ここまでのめり込めるお話ってすごいなあと素直に思います。
子どもたちは知っています。
アニメはもちろん楽しい。
でも、自分が持っている想像力を使えるのが一番楽しい。
だって、受け身じゃないから。
自分自身の想像力を高められるから✨