すぐ隣にあるファンタジー

ファンタジーって、なんだろう??
ただでさえわかりにくいことだし、子どもに伝えるのはさらに難しい。
でも、なんとなく大切にしたい感覚。

例えば、こんな詩を聞かせてあげると良いのかも。

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見えないもの

ねんねした間になにがある。

うすももいろの花びらが、
お床の上にふりつもり、
お目めさませば、ふと消える。

だれもみたものないけれど、
だれがうそだといいましょう。

まばたきするまに何がある。

白い天馬がはねのびて、
白羽の矢よりもまだ早く、
青いお空をすぎてゆく。

だれもみたものないけれど、
だれがうそだといいましょう。

金子みすゞ

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日々雨が降ったり、また晴れたり。
当たり前のようだけど、そこには不思議が宿っています。
そういったものに目を向ける、それがファンタジーの感覚を育ててくれる第一歩かなと思います。

詩の他にも、こんな遊びだってできるかもしれません✨

「風ー!」と叫びながら、両手を開いて走る。
(土手だと、さらに良し笑)

雨をコップにためて絵の具を溶き、雨の絵を描く。
(ぽつんぽつん、ザアーザアーと色々な線)

目をつぶり、「お日さま」と言いながら自分が思うお日さまの顔をする。

身近にある自然、そこに意識的に目を向けることで心の中にファンタジーが溢れてきます。
どれも子どもが小さい時にしかできない遊びなので、ぜひ色々工夫してやってみてくださいね。

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