その漢字はどういうふうにできてるの?

1年生、文字の学習✨
この絵の中に「漢字が…」と言うと、さすがに子どもたちはするどい。
「はい! はい!!」と手をあげてくれます。

じゃあ、せーので言ってみよう。
「せーの!」

「も、き、はや、り!」

ん…??
一人ひとりに言い直してもらうと…
「森、木、林、森」

『森』の学習のつもりでしたが、なるほどーと感心。
確かに全部ある😄

木が集まって、林や森になる。
言葉で言ってしまえば簡単ですが、こんなふうに絵にしてノートに描くと、「本当だ!」と心が喜べます。

ちなみにシュタイナー学校では、1年生の間は基本的にすべての漢字とひらがなを物語と絵を通して学んでいきます。
1日1文字。
毎日1つの文字が登場するお話(物語)を聞き、その場面を絵にして、そこから文字を見つけ出す。

そのためか、3年生ぐらいになっても、
「先生、その漢字はどういうふうにできてるの?」
と聞いてきたりします。

こちらもそのたびに、「ほら、箱って漢字は竹が…」と黒板にささっとチョークで絵を描いて説明したり。
絵を見ながら漢字の成り立ちがわかると、「あーそういうことね」と子どもたちの表情がパッと明るくなります。

こんなふうに学ぶのって、子どもたちにとっては自然な方法で、かつ心の栄養にさえなるんだなとしみじみ。

自分の子ども時代を思い返してみると、1回の授業で何文字も一度に覚え、成り立ちや意味などよくわからないままにドリルに書き取りしてたなーと😅
それはそれで読み書きができるようになってよかったのですが、今さらながらに漢字の面白さを味わっています🌈

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