黒板の向こう側にあるもの

レッスンで使う虹染めの布。
きれいに洗って、日の光へ✨

この布、黒板を隠すのに使います。
なぜ隠すのか?

家でせっせと描いた黒板絵を隠しておいて…
子どもたちに物語を聴いてもらった後サーっと外す。

隠されていた黒板絵は物語の印象的な場面、そして子どもたちがこれからノートに描く自分の絵。
子どもたちは「わあー」っと目を輝かせます。

ちなみに、多くのシュタイナー学校では布ではなく観音開きの扉を使っています。
黒板の両側に蝶番がつけられていて、観音開きに黒板が開きます。
ギィーと全部開くと、奥から隠されていた黒板絵が見える😄

1年生からシュタイナー学校に入学した子どもたちでも面食らうようですが、 途中から編入してきた子どもはもうびっくり。

「えー! 先生、何してるの? って思った!!」と中学年の子が目を見開いて言っていました。
知らないと、大人でもびっくりしますよね。
まさか黒板が開くとは思わないので笑

どうやったら、子どもたちの心を豊かに耕すことができるのか。
シュタイナー教育100年の歴史の中で磨かれてきた一つの知恵です。

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