国語の勉強というと、文字を読んだり書いたりが思い浮かびますが…
もちろん、それだけが国語じゃありません😄
読み書きの前に「話す」「聞く」という活動が実は重要。
文字を読んだり書いたりするのは、話したり聞いたりすることの延長にあるからです。
赤ちゃんだって、いきなり読み書きしませんよね(笑)
そして、「話す」「聞く」の活動のベースにあるのが日本語としての言葉の音やリズムや韻。
この本の中には詩人・谷川俊太郎さんの力で極限(?!)まで高めた日本語の音やリズムや韻が詰まっています。
実際にシュタイナー学校では、この本の中に収録されているこの詩を使って遊んだりします。
かっぱ
かっぱかっぱらった
かっぱらっぱかっぱらった
とってちってたかっぱなっぱかった
かっぱなっぱいっぱかった
かってきってくった
「っ」の音がリズミカルに響くこの詩、どんなふうに遊ぶかというと…
詩を唱えながら体を動かしたりします。
「っ」の音の時に手を叩いたり、足踏みしたり、輪になってくるくる回ったり。
音と体を関連づけることで、日本語の持つリズムや音韻に感性が開かれていきます。
直接教えなくても、子供たちは自然と日本語の豊かさを体の中に染み込ませていけます。
しかも楽しい、面白い、心が動いて豊かになれる。
名作揃いなので、「あ、これ知ってる!」というのが必
ずありますよ。
読んでるだけでも、子どもの表情や体が動き出します😄