空間で呼吸する

日々子どもと過ごしていると、いろいろな面が見え隠れ。
落ち着きがなかったり、逆におとなしすぎたり、なかなか言うことを聞いてくれなかったり。

どうしたらいいのかな? そう思ったら、空間を意識してみてください。
広い場所に出れば、子どもは自然と開放的になります。
逆に包み込むようなちょっと狭まった部屋だと、子どもは自然と落ち着いてきます。

これは私たち大人も同じ。
人間という生き物がそういうふうにできています。
例えば、寝室はちょっと天井が低いくらいが落ち着いたり。
リビングは広い方が気持ちが良かったり。

子どもに対しても、外に向かって自分を開いてほしかったら、例えば自然の中や広い空間へ。
しっかり聞いて欲しい時、ちゃんと話をしたいときは、例えば布で囲んだような小さなスペースに連れて行く。
いざというときには、狭いお風呂場で話をするのも効果的です。

そして何より、親の腕の中に抱きしめられるのは、ある意味では一番狭まった包み込まれる空間。
囁くような声で話すことで、よりぎゅっと包み込まれている体験にもなります。

安心できる狭まった空間と、外に拡散できる広々とした空間。
どちらか片方だけではなく、両方あることで子どもは自分の力を出せるようになります。
2つ揃うことでバランスが整いますし、1日の中に両方の要素が適度にあることで、子どもの呼吸も落ち着いてきます。

子どもが安心できて、かつ自分を出せるように。
空間を意識して使ってみてくださいね😄

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