言葉が持つ音の世界で遊ぶ

子どもにとって「濁音」「半濁音」は謎のようで、「こ」が「ご」になったりする音変化が難しい😅
シュタイナー教育だと、こんなふうに教えたりします。

「はっぱ に妖精が魔法かけるよ。ほら、゛がくっついた」
子どもは目をキラキラさせて…
「はっぱ が ぱっぱ になった!」

こんなふうに妖精なり小人なり魔法使いなりのイメージを作って、それがひらがなに魔法をかけるという設定を作ります。

そして子どもたちが大好きなお話を通して、いろいろなものに魔法をかけていきます。
魔法をかけられた文字は違うものになってしまう。

例えば暖炉に残った「すす」が魔法をかけられて「鈴」になる。
お母さんである「母」が魔法をかけられて「パパ」になる、など。

言葉ではなくても、あいうえおかきくけこなどのように五十音に魔法をかけていくというのも楽しいですね。
五十音だと、魔法がかかる段と魔法がかからない段が出てきます。それが子どもには面白い!

さらに、魔法をかけられて音が変わった段を実際に子どもたちに言ってもらうともっとワクワクします。
言うときには、「さぁ魔法をかけるよ」などと子どもたちの気持ちを高めて、みんなで一斉に魔法をかけられた後の言葉を言うとなお楽しい!

濁音・半濁音は音が変わるというところに大切な質があるので、実際に声に出して言うとしっかり味わうことができます。

子どもの名前に「濁音」「半濁音」の魔法をかけてあげるのもオススメ。
軽やかな音の世界で遊べます🌈

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