1年生クラス、文字のレッスン✨
鯉が泳ぐ絵の中に、文字が隠れています…
「『こ』の文字だ!」
「『い』もある!!」
と、子どもたちはハイハイと手をあげます。
どんな文字が隠れているのか見つけ出すのが楽しい😄
でも、文字を見つけ出すだけが目的ではなく、心でたっぷり感じるのがシュタイナー教育🌈
子どもたちは、こんなお話を聴いてから絵を描いています。
あるところに親切なおじいさんがいて、珍しい金魚を飼っていました。くるくると水の中を踊る、珍しい金魚。
隣に住んでいる欲深いおじいさんが「金魚を貸してくれ」と言い、借りた金魚を人に見せてお金儲け。
ところが、金魚を大事にしなかったので金魚は病気になって死んでしまいました。
親切なおじいさんは、池の近くに金魚を埋めてやります。
すると、あっという間に大きな木が生えてきて木の枝には金魚の色そっくりの葉っぱがいっぱい。
葉っぱが池に落ちると、葉っぱは鯉に姿を変え鯉踊りを踊ってくれました。
こんなお話を聴いてから絵を描くと、子どもたちの反応もぐっと変わります。
「きれい〜✨」
「鯉が踊ってる!」
1年生が初めて出会う、生き生きとした文字の学習です。