中学年の動物学✨
よく知っているはずの馬でも、馬にまつわるお話を聴くうちに「!」が子どもの中にたくさん!!
馬は中指のつま先だけで立っていることや、元々は牛の代わりに乳を取るために飼っていたこと。
そして、初めて人が馬に乗ったときの話。
特に子どもたちが喜んだのは、馬の走り方が3種類ある話でした。
馬の走り方は速度に合わせて変わります。
いわゆる並足からギャロップまで。
それは音楽の拍子が変わるように、なめらかに変わっていきます。4拍子から2拍子、2拍子から3拍子といったように。
人間が楽器を演奏するずっと前から、馬たちは広々とした草原の中で美しい音楽を奏でていました。
そんなふうに話すと、子どもたちはじっと耳をすまして聞いてくれていました。
そうした馬にまつわるお話をたっぷり聴いてから、絵を描きます。
絵を描くのは知識としては無駄にも思えますが、実際に描いていくと、馬の脚の細さやたくましい筋肉、そして人間よりも大きい瞳やその優しさに気づいたり…。
手のひらで実際に触れるように馬のことがわかり、好きになれる。
そこには、血の通った生きている学びがあります🌈