私たちの体にある「5」

1年生クラスでの数の学習、「5」とはどんな数か?
子どもたちは魔女や妖精が出てくるお話を聞き、その場面から「5」の数を学んでいきます。

例えば、こんなお話です。
あるところに小さな女の子がいて、家のすぐ近くで遊んでいました。ところが、5匹の蝶々が飛んできて誘われるように森の中へと入っていってしまいます。

森の中に入ると、魔女がやってきて女の子になぞなぞを出します。
なぞなぞに答えられなければお前を食べてしまうぞと。

魔女はこれがなぞなぞだと言って、5本の木の枝を指差します。
女の子が木の枝に触ると、あたりが暗くなり気がつくと小さな牢屋のような部屋に閉じ込められています。
部屋の中には5枚の壁があり、壁にはたくさんの鍵がジャラジャラとぶら下がっています。

女の子は「ここは5の部屋だ」と思い、5の数字が書いてある鍵を見つければ部屋から出られると鍵を探し出します。
ところが、5の数字が書いてある鍵を壁の鍵穴に挿しても部屋から出ることが出来ませんでした。

すると妖精がやってきて、「あなたの体の5の数を使うと出られるよ」とヒントをくれます。

ここまで話すと…

「わかったー!!」
と、五本の指を突き出す子どもたち😄
「手のひらだぁーー!!」

自分と関係があるものとして数字を捉えられるようにする。
単なる記号じゃない、血の通った数の学習です🌈

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