数字に血を通わせる「数の質」

1年生クラスでは、「数の質」に取り組んでいます✨
シュタイナー学校の1年生が最初にする算数で、「1」なら「1」「2」なら「2」の数が持つ本質を学びます。

もしも「1」という数が友達だったら、どんな人かな?
「2」は?「3」は?
そんなふうに、足し算の計算をする前に数字と仲良くなる。

例えば「1」だったら、世界にひとつだけのもの・始まりなどの質があります。
具体的には、お日様、お母さん、私などなど。

「2」だったら、2つでひとつのもの。
例えば、お日様と月・昼と夜・お母さんとお父さん・双子などなど。
だいたい、「1」から「10」までそれぞれの数の質を学んできます。

大人にとって数字は当たり前のものでも、子どもにとっての数字は抽象的な記号です。
なじみにくいし、なかなか自分の中に入ってきません。子どもによっては、数字というだけで苦手意識が出てくる子どももいます。

だからこそ、シュタイナー教育では一番最初に数の質に取り組みます。
抽象的な記号である数字に血を通わせ、自分と関係があるものとして子どもたちが算数や数を捉えられるようにするのです。

算数は頭を使うイメージが強いですが、心も一緒に使えると生き生きと楽しくなります😄

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