シュタイナー教育でよく使われるシュトックマー社のみつろう粘土、こんな使い方もあります。
みつろう粘土で作るステンドグラス。
透明度が高いからこそできる裏技かも??
シュタイナー教育では、幼児教育や低学年で時々みつろう粘土を使います。
理由は、みつろう粘土だけの特性が小さい子の成長にぴったりだから。
例えば、体温で柔らかくなること。
みつろう粘土は最初はカチカチに固まっていますが、手で温めていくとだんだんと柔らかくなり最後はぐにゃぐにゃになります。
そして、ぐにゃぐにゃになったみつろう粘土はじんわりと温かくなっています。
誰かが温めたものを触らせてもらうと、ずっと持っていたくなるくらいに。
普通の粘土だといくら手で触っていても基本的には冷たいままなので、子どもの手の熱を奪っていきます。
みつろう粘土だとむしろ粘土自体が温かくなっていくので、子どもの活発な意志の力を損なわないと言われています。
体をぐんぐん育てている幼児期の子どもにとっても、体の熱を奪わないみつろう粘土は適しています。
逆に粘土で形を造形していくのには、みつろう粘土はあまり適していません。
そういった、形を作り込んでいきたくなる高学年ぐらいの子どもには一般的な粘土の方が合っています。
このみつろう粘土、最近は街の画材屋さんや雑貨屋さんでも見かけることがありますし、「みつろう粘土 シュトックマー」などで検索すると、取り扱っているネットショップを見つけることもできます。
おうちで過ごす遊びの一つとして取り入れてみてくださいね。
こねこねしていると、大人も癒されますよ。