もう眠たいはずなのに「まだ寝たくない」と言う子ども。そんな夜、どうしていますか?
今回は、子どもの心をそっと眠りへと導く「魔法」のような寝かしつけの方法をご紹介します。
なぜ、子どもは眠たくても寝たがらないの?
子どもが疲れていても眠りたがらないのには、いくつか理由があります。眠るという行為は、ママと離れる「不安」や「さみしさ」を呼び起こすこともあります。その結果、子どもは体よりも心の準備が整わず、眠りに向かえないのです。
また、疲れすぎると逆に興奮してしまい、眠れなくなることもあります。だからこそ「今は寝る時間」と頭で説得するよりも、自然な流れで心と体を整える習慣が大切になります。
おすすめの“眠りの儀式”とは?
「さぁ、寝なさい」と言う代わりに、以下のような寝る前の“いつもの流れ”を習慣づけてみてください。
- 歯を磨く
- お気に入りのパジャマに着替える
- 絵本を読み聞かせする
- ろうそくを灯す
- おやすみの歌を歌う
- ハグをして「おやすみ」と声をかける
毎晩同じ流れを繰り返すことで、子どもの心は自然と「眠る準備」ができるようになります。
わが家での実践エピソード
我が家の9歳の娘も、物心つく前からこの「眠りの儀式」を続けてきました。疲れて眠れない日も、「そろそろ歌を歌って」と自分から言ってくるほど。
リズムがあることで、子ども自身の心が落ち着き、無理なく眠りに向かっていけるようになりました。
子どもの心と眠りに寄り添うために
寝かしつけの時間は、親子の距離がもっとも近づく時間でもあります。焦らず、怒らず、静かに寄り添うことで、眠りは自然と訪れます。
「お布団が呼んでるよ」「枕さんが待ってるよ」そんな優しい声かけも、子どもの安心につながります。
まとめ “いつもの魔法”が親子の夜を変える
子どもが眠りにくいのは、わがままではなく心の準備ができていないから。いつものリズム、安心する習慣があれば、スムーズに眠りについてくれるようになります。
忙しい日々の中でも、眠る前の“ちいさな魔法”を大切にしてみませんか?