子どもに「どっちがいい?」と聞いたのに、選んだ後で「やっぱりこっちがいい!」と泣かれて困ったことはありませんか?
親としては「どうして?」と戸惑うかもしれませんが、実はこれ、子どもの発達段階ではよくあることなんです。
子どもが選ばなかった方を頭の中でイメージして、それが急に魅力的に感じてしまう…。
そんな子どもの気持ちを理解して、親としてどう対応すればいいのか、具体的な方法をご紹介します。
なぜ子どもは「やっぱりこっち!」と言うの?
子どもに「どっちがいい?」と聞いて選ばせたのに、選んだ後で「やっぱりこっちが良かった…」と泣いてしまう。
親としては「さっき自分で決めたよね?」と思ってしまいますが、小さな子どもにはこんな心理が働いています。
選ばなかった方もイメージしてしまう
選んだものを手にした瞬間、選ばなかった方のことを想像して「やっぱりそっちの方がよかったかも…」と気持ちが揺れるのです。
これは、まだ自分の選択を整理して納得する力が未熟だから起こる現象。大人には当たり前の「選んだら他方を手放す」という感覚が、子どもにはまだ難しいんですね。
子どもの気持ちを受け止めることが大切
「なんでそんなにコロコロ変えるの?」とイライラしてしまいそうになりますが、子どもの気持ちは真剣そのもの。
そんな時は、まず子どもの気持ちを共感して受け止めることが大切です。
例えば、
✅ 「そっちも気になっちゃったんだね」
✅ 「どっちも素敵だもんね、迷うよね」
こうやって子どもの気持ちに寄り添うと、安心して気持ちを整理しやすくなります。
なんでも子どもに選ばせる必要はない
「子どもに選ばせることが大事」と思って、あれこれ決めさせていませんか?
でも、小さな子どもにとって選択肢が多すぎるのはストレスになることもあります。
時には、親が必要なものを選んであげることも大切です。
✅ おやつは「今日はこれにしようね」と親が決める
✅ 服は「この2つの中からどっちがいい?」と選択肢を絞る
選択肢を減らしてあげることで、子どもは安心して選べるようになります。
具体的にどう対応すればいい?日常のヒント
では、具体的にどのように子どもと向き合えばよいのでしょうか?
🌿 おやつの選択肢は2つまでにする
「クッキーかリンゴ、どっちにする?」とシンプルに選ばせるだけで、迷いを減らせます。
🌿 服選びは「上だけ選ぶ」「色だけ選ぶ」など部分的に
すべて選ばせるのではなく、「今日はズボンはママが決めるね」と少しずつ任せる範囲を増やしていくのがポイント。
🌿 おもちゃは「今日はこれで遊ぼうね」と親が決める日を作る
すべてを選ばせる必要はなく、時には親がリードすることで安心感を与えます。
まとめ 親が方向を示すことで、子どもは安心して選べるようになる
「やっぱりこっち!」と子どもが言うのは、選ばなかったものを頭の中でイメージしてしまうから。
小さな子どもにとって、選択肢の多さは負担になることもあります。
親が上手に選択肢を絞ったり、必要なものは決めてあげることで、子どもは安心して気持ちを切り替えられるようになります。
子どもの「やっぱり…」に振り回されるのではなく、親がそっと方向を示してあげることで、親子の心もグッと落ち着きますよ。