高学年になった娘が恋愛に興味を持ちはじめ、少女漫画ばかり読んでいます。これは心配するべきことなのでしょうか?
少女漫画に夢中になるのは、成長の一環としてよくあることなので、基本的には心配しなくても大丈夫です。
ただし、親として少し気をつけたいのは「恋愛ってこういうもの」と子どもが思い込みすぎないようにサポートすること。
漫画には理想的な恋愛やキャラクターが描かれていますが、現実の恋愛とは異なる部分も多いもの。
たとえば、少女漫画では「カッコいい男の子に守られたい」「自分もヒロインのようにかわいくならなきゃ」といった価値観が強く描かれることが多いですよね。
それはそれで楽しいのですが、そうしたイメージにばかり夢中になると、「自分もこうでなきゃダメなのかな?」と不安になってしまうこともあります。
こうした時は、親が「ありのままのあなたが素敵だよ」と言葉にして伝えてあげることで、自分を大切にする気持ちを育てられます。
また、日常で友達との関わり方や感情の表し方など、実際の経験を重ねることも大事です。
「相手を好きな気持ちは大切だけど、自分らしさも忘れないでね」というメッセージを、会話の中でさりげなく伝えてみてください。
娘さんが恋愛に対するバランス感覚を持ち、自分の気持ちを大切にできるようサポートしていけるといいですね。