子どもに急いで欲しいとき、つい「急いで!もう、早くしてよ!」と焦って声をかけてしまうことってありませんか?
でも、実は子どもにとって、焦って急かされるのは逆効果なんです。
子どもって、今この瞬間を生きていますよね。
靴下を履くこと、リュックを背負うこと、窓から外を眺めること…そんな小さなことも、子どもにとっては楽しい時間。
それなのに、「急いで!」と言われると、子どもは気ばかり焦ってしまい、何をしていいかわからなくなってしまうことも。
そこで、急いで欲しいときこそ、ゆっくりと落ち着いた声で話しかけてみましょう。
例えば、「今日は急いでね。靴を一つずつ履いていこうね」と、落ち着いて声をかけてあげましょう。
こうすることで、子どもは焦らずに落ち着いて行動できるようになっていきます。
焦る時こそ、ゆっくりと話す。
そんな小さな工夫が、子どもの心を落ち着かせ、自立につなげてくれますよ。