昨日の夜、お風呂で8歳の娘がポロっとつぶやいたんです。
「今日ね、河原で干からびて死んでる亀がいたの。小さい子たちが水をかけてあげようって、せっせと手で水を運んでた。
でもね、それを見ていた大人がもうダメだよって。
そんなことしても、生き返らないからって」
娘は、少し黙ってからこう続けました。
「違うのにね、
生き返らないのは知ってるよ。
でも、せめて大好きなお水をかけてあげたかったんだ」
子どもの優しい気持ちに、胸が熱くなりました。
そして、もし僕がその場にいたら、どうしてたかな?
水をかけている子になんて言っただろう? と。
子どもって、大人が思っている以上に、愛情と優しさで溢れています。
つい、親は「はやくしなさい!」とか「なんでそんなことするの?」とか、大人の頭と言葉で叱ってしまいがち。
もちろん、導くことは大切だけど、ときには子どもの目線になって、世界を見てみるのも良いかもしれません。
子どもには、大人が見落としている世界が見えてる。
その優しさに触れながら子育てできたら、きっと親子はもっと幸せになれるはず。
慌ただしい毎日だけど、たまには子どもとゆっくり過ごす時間を作ってみてくださいね。
きっと、心が温まる時間になるはずです。