子どもの自我と成長 言葉の裏に隠された思い

僕の7歳の娘が、突然こんなことを言いました。
「わたし、本当は別の場所で生まれてきたの」

ちょっとびっくりするかもしれませんが、これは自我の発達からくるものです。

3年生ごろになると、子どもは自分の自我がはっきりしてきて、自分と他人を区別できるようになってきます。

すると、世界の中にぽつんと自分がいるような気がしたり、自分の居場所がわからなくなったりすることがあります。

これは、子どもが成長する過程で必ず通る道です。

子どもが「別の場所で生まれてきた」みたいに言ったら、まずは子どもの話をよく聞いてあげましょう。
そして、「あなたがここにいてくれて嬉しいよ」と伝えましょう。

子どもは安心して、ここが自分の居場所だと感じられます。

子どもの成長は、喜びと不安の両方があります。
でも、子どもの成長を知っておけば、びっくりするような発言も心配ありません。

子どもの成長を楽しみながら、子どもを支えていきましょう。

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