頭で勉強したこと、
行動につながって欲しい。
体で経験したこと、
深い知恵になってほしい。
分厚い本の主人公みたいに、
最後は笑っていて欲しいから。
知恵と行動を結びつける。
シュタイナー教育の回答は、
『芸術』だったりします。
例えば、
体を使ってあれこれ経験する。
それだけだと、
同じことの繰り返し。
でも、
「こういうのってうれしいなぁ。
次はもっとこうしようかな?」
と心が動くと、
考えが深まったりする。
逆だってそう。
頭であれこれ考える。
それだけだったら机上の空論。
でも、
「こうしたら楽しいかな。
みんなに喜んでもらえるかな?」
と心を動かすと、
行動になったりする。
心が動くこと。
人が人であること。
絵、詩、歌…。
授業を芸術で満たすのがシュタイナー教育。
芸術で満たすことで、
子どもたちの考えと行動がつながりやすくなったりする。
シュタイナー教育は芸術教育じゃない。
美術や音楽を教えるのが目的ではない。
そうではなくて、
子どもにとって何が必要か。
人が人になるために大事なこと。
そのための芸術だったりします。
楽しい歌、美しい言葉、お気に入りの絵…。
おうち時間にちょっとだけ芸術を取り入れる。
心が踊ると、笑顔になる。
和やかになる。
人が美しくなる。
頭と手足だけでは生きれない。
人には心がある。
考えと行動をつなげる力がある。