子どもが戻ってこれる、いちばん大きな安心

公立学校と家庭の価値観、
違うのが普通。
全部一緒なんてきっとない。

親はわかってる。
でも、子どもはどうだろう?

「先生はこう言った…」
「でも、学校では…」
そんなふうに困ってしまったり、
迷ってしまったり。

そんな時、なんて言ってあげよう。
「先生はわかってない」
「学校のやってることが全部いいわけじゃない」
つい、そう言ってしまいたい。
家庭と全部一緒なわけではないから。

だけど、子どもはやっぱり不安になる。
混乱する。
先生は正しくないの?って。

学校と合わない時、こんなふうに言ってあげる。
「学校には学校のやり方があるよ。
やってみて、どんなだったか教えてね」

子どもはお母さんお父さんの子、
学校の子じゃない。
だからこそ子どもが戻ってこれる、
いちばん大きな安心で包んであげる。

お母さんお父さんに守ってもらってる。
ちゃんと見てもらえてる。
その安心感が、子どもを素直に伸ばしていく。

子どもにとって不幸なのは、
良くない先生に当たることじゃない。
親が良くないと思ってる先生に当たること、
それが子どもにとっていちばんの不幸。

親自身が安心していること。
安心感の中で子どもを見守ること。
子どもが戻ってこれる、
いちばん大きな安心はここにある。
それを知っているだけで、思いがけず自分も安心できます。

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