子どもを作っているものってなんだろう。
親の声かけ。
おもちゃに遊び。
子どもが見たもの聞いたこと。
たくさんあるはず。
でもさ、なにか腑に落ちない。
子どもにいろいろやってはいるけれど、
はてな、ぴんとこない。
なにが子どもの感性を作っているのだろう。
それって環境だったりもする。
例えば、いちばん長くいるお家の中。
そこにあるもの使うもの。
気にしていてもしてなくても、
取り巻く環境は子どもの中に入っていく。
美しいおうち。
ものがたくさんあるおうち。
ごちゃごちゃっとしていたり、
裸足になりたいぐらいきれいだったり。
美しいから良いとか、
ごちゃごちゃしているからダメとか、
そういうことでもない。
ここがいいなぁ、楽しいなぁ、うれしいなぁ。
住んでいる家族がよろこんでいること。
住まいを愛していること。
その気持ちがいちばんの環境。
子どもを取り巻く透明な教育。
子育ては雪だるまにちょっと似ていて、
ごろごろ転がしていく。
子どもはおうちの中の環境を取り込んで、
ぐんぐん大きくなる。
だからこそ、子供に取り込んで欲しくないかも?
そう思うものがあるのなら、
捨てたり、
片付けたり。
おうちの中をきれいにして、
磨いたり。
これが足りないとか、
もっとこうだったらいいのにとなげくより、
今あるものを美しくする。
大好きになる。
それは、子育てにも人生にも通じる大事になる。