「怖い」は、たのしいおもしろい

うれしい、たのしい、はずかしい。
子どもからあふれる気持ちはいろいろ。
でも、怖いってなんだろ?

怖がってやりたがらなかったり、
怖いから行きたくないとか。
怖いってなんだ??

それって実は「わからない」だったりもする。
「わからない」と「怖い」はとっても近い気持ち。
わからないものって、なんとなく怖い。

「わからない」は放っておいても解決しない。
「わからない」は床下で寝かしてもわからないまま。
むしろ菌やらなにやらくっついて、
「もっとわからない」になっちゃう。

だからこそ、小さくやってみる。
「あのね、失敗していいんだよ」って、
ぜんぶ丸ごと見守ってあげる。
「ほら、ね」って、
今まで知らなかった景色を見せてあげる。

体で体験する。
手足でわかる。
言葉で説明したって、
大人が思うほど子どもは頭じゃ「わからない」

怖いの正体が「わからない」なら、
怖いはたのしい。
怖いはうれしい。
だって、怖いの向こうには「わかった!」が待ってるから。

それは大人も同じ。
わからないと怖い。
どうしたらいい?
なぜこうなってるの?
子育てしてるとよく出てくるこの気持ち。

だからこそ、ちょっぴり学んでみる。
誰かに聞いてみる。
わからないことを「わからないんだよ」って言ってみる。
そしたら少しずつわかっていく。
子育てが明るくなる。
道のりが見えてくる。
これでいいんだって思える。

やればやるほど、
わかればわかるほど、
子育てしててよかったなあって。

今日はいちばん新しい日。
今日が自分にとっていちばん若い日。
「わからない」のカーテンをめくって、
知らない自分に会いにいく。

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