正しさは、豊かさになれる

子どもを叱るのって、
なぜか罪悪感。

それって多分、自分がされて嫌だったから。
子どもの頃にされたモヤモヤが、
お腹の底でどんより濁ってる。

自由に育てたい。
子どもを尊重したい。
なのに、言わなきゃいけないことばかり。

こっち(親)側にまわってみれば、
なんてことない。
わたしの親もきっと悩んでたんだ。
叱ったあと、台所で黙ってシンクを磨いてたんだ。

何がよくて何がそうじゃないのか。
子どもにどうやってわかってもらったらいい?

例えば、おばけ先生に来てもらう。
もちろんファンタジー。
「おばけ先生ってのがいてね」と、子どもにそっとささやく。
「おばけ先生はいつも間違ったことを言うんだよ」

玄関では靴を頭の上にのせましょうとか。
歯ブラシで鼻の穴を磨きますとか。
おばけ先生は間違ったことしか言わない。

子どもが食べ終わった食器を戻さない時とか。
「それはおばけ先生だね〜」って。
「 どうしたらいいか、おばけ先生に見せてあげて」と。

楽しいと子どもは輝きだす。
「おばけ先生だったらこう言う」とか、自分で次々口にする。
めいっぱい想像力を使って、間違いを楽しむ。
それって、正しいことを知っているから。
何が正しいのか、
何が間違っているのか、
自分で自分に教えてる。

子どもに良い悪いを教えるとき、
一方的にならないようにしてみる。
押しつけるのではなく、
子どもが「こうだよ」って、正しいことにうれしくなれるような。

ファンタジーを通して、
正しさは豊かさだって気づく。

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