子供の大掃除。
「掃除したらこうなるんだ」
「こんなに心地良い空間になる!」
そんなゴールのイメージを作ることは大切。
でもそれだけだと、
「いろいろやらなくちゃ。大変〜」
と、子供は思うことも。
そんなときには、
やっているプロセスのイメージも作る。
具体的には、
きれいになったお部屋の絵を描くだけじゃなく、
その途中の絵も見せる。
紙芝居ですね(笑)
途中のイメージがあると、
子供はそれだけで楽しくなっていく。
体がむずむず動き始めたりする。
でも…
イメージを共有したり、
絵を描いたり、
そんな時間ない!
やることたくさんある!!
年末だと特にそう思いますよね。
だけど、
「やるよ!」と何度も子供に言ったり、
ついつい怒ってしまったり、
できないことを責めてしまったり、
責めてしまった自分を責めたり(泣)
そこでエネルギーと時間を使うぐらいだったら、
始める前にちょっと時間をかける。
子供とイメージを共有する。
大切な事は楽しむこと。
掃除は嫌だ、
めんどくさい。
子供はそう感じると、
いろんなことが嫌になってしまう。
小さい時だからこそ、
楽しい面白い嬉しい、
お母さんお父さんと一緒にできてよかった。
そんなポジティブなイメージを作ってあげる。
プロセスそのものを楽しめるようにする。
これって、大掃除だけじゃない。
人生もそうだったりします。
大きなことをやり遂げるためには、
一つひとつをきちんとやっていく。
すると、いつのまにか大きなことを達成している。
大掃除しながら、
生きるための大事を伝えていく。
背中で語る。
背中で語れるものがない。
と言う人もいますが、
これまで何十年も生きてきた。
子供を産みここまで育ててきた。
もうそれだけで、
親はたくさんの言葉を語っています。
声にはならないけれど、
言葉にはしないけれど、
あなたが大事だよって。
その愛は子供に届く。