「わたし」の中に、最高の遊びがある

おもちゃの数を減らす、
そのためのコツがあります。

「いろいろな遊び方ができるものを選ぶ」

もちろんコスパがいいからではなく、
一石二鳥とか、
おもちゃ代がうくとか、
そういうことじゃないです(笑)

たくさんの遊び方ができるおもちゃを選ぶ。
それって、子供の想像力を伸ばします。

例えば、積み木とか、
ビー玉とかおはじきとか、
ただの布だったり、紐だったり。
良いおもちゃって、
上手に子供に遊ばれるおもちゃだったりします。

子供の想像力に合わせて、
自由自在に変わりながら、
子供の想像力を引き出す。

シュタイナー幼稚園でもそうです。
上手に子供に遊ばれるおもちゃがたくさんあります。
松ぼっくりとか、
小石とか、
シルクの布とか、
磨いてキラキラになった小枝の輪切りとか。

そういったおもちゃは、
子供の想像力で何通りにも遊べる。
電車になったり、
電話になったり、
ソフトクリームになったり。
子供の心の動きで、いろいろなものに姿を変える。

そして、子供たちはそのおもちゃで1日中遊ぶことができます。
それって、子供たちの中に遊ぶ力があるから。
子供は想像力を使って思いっきり遊べる。

1つの遊び方しかできないおもちゃって、
「おもちゃに遊んでもらってる」
状態になってることも。

おもちゃに遊んでもらうのではなく、
「私」が遊ぶ。
主体がなければ振り回される。

本当に価値ある遊びって、
子供の中にある。
おもちゃの取扱説明書の中にはない。

「私」がいるから、豊かになるおもちゃ。
そんなおもちゃで子供を包んであげてくださいね。

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