奇跡はいつも、この手の中に。

年末の目まぐるしさの中でやってくる、子どもの冬休み。
クリスマスやお正月など楽しいイベントでいっぱいですが、忘れがちなのが冬休みの宿題⛄️
いつかはやらなくちゃと思いながらも、楽しさに流されてついつい後回し…。
よくある話ですよね。
長期休みの宿題を計画的にやりきるためにはコツがあります。

締め切りを2つ作る。

1つ目の締め切りは、文字通り冬休みの終わりです。
その日までに宿題をすべて仕上げて、翌日には学校の机の上に並んでいなければいけない日。
いやーな思い出が脳裏に浮かぶ方も多いのでは?(笑)

残念ですが、終わりの締め切りだけではなかなか宿題はできません。
やらなきゃやらなきゃと思いながらもギリギリまでやらない。
ついつい、別の楽しいことに流されてしまう…。

そこで、2つ目の締め切りが効果を発揮します。
2つ目の締め切りは、宿題を始める日の締め切りです。

算数のドリルを始める日の締め切りは、12月27日。
漢字の書き取りを始める締め切りは…
などなど。
それぞれの宿題を始める日の締め切りを作ります。
その日になるまでに宿題を始めるという期限を作るのです。

この2つの締め切りを作ることで、宿題を後回しにしないで「やれる」ようになっていきます。

宿題は面倒なものですが、物事には必ず良い面があります。
宿題だってそうです。
ただ嫌なものと嘆くよりも、冬休みの宿題だからこそできる何かを探す。
長い期間をかけてする宿題だからこそ、2つの締め切りを習慣化できる。
後回しにしないで「やれる」力は子供の人生を切り開いてくれます。

ちなみに、シュタイナー学校では低学年のうちは宿題がないことが多いです。
でも、長期休みのときにはちょっと変わった宿題が出ることも。
その宿題とは、家のお手伝いをするとか、お母さんお父さんに喜んでもらうとか。
そんなお勉強じゃない宿題だったりします。
ここでも、長期休みが良い習慣を作るために使われていますよね。

人の営みの中で、季節の移ろいの中でゆりかごのように子供をあやし、いつのまにか大きく育てる。
子供を幸せにする奇跡はいつだって、意外なほどに今できること。

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