学校ごっこは、親だからできる入学準備。

初めて子供が小学校に上がる。
入学式前夜のことを思うと(思い出すと)、ドキドキですよね。

学校に入ったら思い通りにならないことも増えるし、我慢もきっとある。
やりたくないことだってしなきゃだし、何よりお母さんお父さんがちょっと遠くなるような…。

痛みのない一年生はいません。
でも、 痛みを和らげたり手当てのやり方を伝えることはできる。
それは学校に入るまでに親ができる、もう一つの入学準備。

例えば、ごっこ遊びで学校に慣れましょう。
おうちで学校ごっこをして、楽しく遊びましょう。
「さあ、チャイムがなりますよ」と、フライパンをコンコン叩いたり(笑)
「 意見がある人は手を挙げましょう」と、 子供と先を競って手を挙げてみたり。
「 給食の時間です、給食係さん配膳をしてください」と、 夕食の支度を手伝ってもらったり。
家事を○○係として割り振ったり、 毎日の日直さんを決めてみたり。

学校ごっこを通して、学校っていいところだなあと体験する。
「大丈夫だよ」とか、「学校は怖くないよ」とか言葉で言うよりも、子供にずっと大事なことが伝わります。

大事な事は、怖いものなんてないんだということ。
先生はあなたを大切に思ってるし、守ってくれるんだよということ。
困った時は、話し合うことで状況を変えられるんだということ。

言葉ではなく、遊びを通して子供はそれを深く体験します。
それは、親だからこそできる大切な入学準備かもしれません。

それに、学校や先生に対するポジティブな捉え方を親本人が身に付けられることもポイントです。
どうしても、学校や先生に対する不信感が拭えない。
そんな方もいらっしゃると思います。
自分自身が子供の時に学校が嫌いだった、先生が苦手だった。そんな記憶を子供の学校や先生に投影してしまうことも当たり前です。

それでも、肯定的な目で学校や先生を見てみる。
それは何より子供のためになります。
良いところを見ようと思えば、良い部分が見えてくる。
アラを探そうと思えば、いくらでも悪いところが出てくる。
それは事実です。

良いところを見つけよう。
親が肯定的な目で学校や先生を見ていれば、子供にもそれが自然と伝わっていきます。
すると、子供は自分自身やお友達に対しても良いところを見つける姿勢が自然とついていきます。

それは入学準備の一つでもあるし、社会に入っていくための準備にもなり得ます。

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