子どもの感性に届ける桜

桜の花びらを凍らせました。
淡い色ごと永く。

夏に取り出して、
サイダーに浮かべてもいい。

冬にこしらえる雪だるまの、
頭にちょこんと置いてもいい。

そして来年の春になら、
こんな言葉も生まれるかも。

「同じ桜の花ってないんだね。
似ているけれど、
去年と今年は違う花なんだ」

子どもの感性って、
こんな場所で育っていく。

見分けのつかない、
昨日と今日の中で、
子どもは確かに育つ。

氷の中の桜は知っています。
たった一年で、
子どもも私もこんなに育った。

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