子どもに掃除を教える。
何て言ったらいいだろう。
雑巾を絞る手つきとか?
「このテーブルの上をピカピカにして」
こんなふうに、
一つの場所をきれいにしてもらいます。
だって、
言われるままに掃除してみても、
子どもはよくわからない。
「つかれた、もうやだ〜」
と崩れちゃうこともある。
だからこそ…
「このテーブルは、
ぼくがきれいにした」
子どもが言えるものがあるといい。
「見て!」って指さしたら、
「ピカピカだね」って、
褒めてあげられる。
今日はテーブル、
明日は廊下。
毎日『ここ!』を作ってあげると、
いつのまにか、
家中がきれいになる。
「心も同じだね。
できることをくり返せば、
やがてみんな美しくなる」
言わないけれど、
子どもはそれさえも、
ちゃんと体験しています。