タブレット導入で変わった、子どもの言葉

よく受ける質問に、
学校でのタブレットがあります。

どんな影響?
何か気をつけることは?

僕がシュタイナー教室で見ていると。
タブレット導入前後で、
大きく変わったことが一つ。

子どもたち、
こんなことを言うようになりました。
「検索して」

どうも学校では、
ちょっとした『?』も、
すぐ『検索』してもらうようで…

これだと、ちょっともったいない。
子ども時代には、
知識より体験が必要だから。

この手で触れられる、
その思い出が人間性を形づくる。

だからって、
難しく考えなくていい。
特別な言葉を持たなくて大丈夫。

「どうしてだろうね?」って、
一緒に頭をひねってあげよう。

手を取り合っての図書館の坂道で、
昔体験したことを語ってあげよう。

『検索』じゃ、
照らせないものがある。

夜がふけるほど。
足元を照らすのは、
心の中にある光です。

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